離婚したいと思ったら、離婚理由をどうするか?
離婚する夫婦は、今や結婚している夫婦の3組に1組の割合にまで達していて、離婚は決して珍しいものではなくなりました。
でもやはり、世間体が気になるもの。
そして、こんな理由で離婚できるのかなと思うこともありますよね。
そこで、他の人はどんな理由で離婚しているのかを調べてみました。
離婚したい理由ランキング
様々なサイトで、離婚したい理由ランキングが発表されていますが、それぞれ微妙に順位が違うんです。
ですので、ここではいくつかのサイトのランキングをもとに、その平均を取って順位をつけました。
まずは不動の1位から。
1位 性格の不一致
これはどのサイトでも1位ですね。男女ともに変わりません。
そもそも、結婚した二人は全く違う家庭環境で育っていますから、完全に性格が一致するなんてことはないですし、性格は不一致で当たり前、という考える人もいます。
要は、その性格の違いをお互いに受け入れられるか、ですよね。
結婚前は、お互いをよく見せようと少し頑張っている部分、気を張っている部分などがありますが、結婚して2年、3年と経つとまさに「地が出る」ことに。
こんなはずじゃなかった、と思うようになると、そこから先は相手の嫌なところばかりが目についていきます。
本当になんでだろうって思うくらい、「あれも嫌、これも嫌。こんなこと言われて一生忘れない」となるんです。
それと、例えばセックスレスや旦那が家事育児をしないなどが原因の場合、本当のことを言いづらいですよね。
友人に、「なぜ離婚したの」と聞かれて「セックスレスだったから」ってなかなか言わないはず。「家事してくれなくて」っていうのも、そんなことで?と言われそうですしね。
だから、もういろんなことひっくるめて「性格の不一致」ということなのでしょう。
2位 相手の浮気
まあ、これは納得の結果ですよね。浮気されたら離婚は頭をよぎるものでしょう。証拠を集めて、慰謝料をきちんともらえるようにしておくべきですね。
3位 子供を大切にしない
これは旦那が子供の面倒を見ないということでしょうね。
例えば、休みの日に子供が遊びたがってもスマホばかりとか。子供が幼稚園でパパの絵を描いたと見せているのに絵にも目を向けず、上の空の返事で、子供が悲しそうな顔をしたという話を聞いたことがあります。
そういうのが積もり積もって、この人と一緒にいても子供にいい影響はない、と判断してしまうんですよね。
4位 モラハラ、精神的暴力
こちらが専業主婦の場合は、「文句言うなら俺くらい稼いでから言え」とか、働きたいと言えば「家のことをおろそかにならないならいいけど」とか、これってもう夫婦としての考え方じゃないですよね。
専業主婦は家を守るために休みなしで家事をやっているわけですし、妻が働くことで家庭の収入が増えて生活がラクになるのに。
そういう言い方しかできない人と、この先何十年も一緒に過ごすなんて憂鬱になるだけ。
何を言われたかをメモしておき、できれば録音して証拠を押さえておきましょう。
5位 DV、暴力
これはもう一刻も早く逃げるべき。
おそらく協議離婚は難しいので、調停に持ち込みましょう。何よりもあなたや子供の安全確保が第一。もう世間体とか色々考えている場合じゃないです。
かすり傷でも打ち身でも、とにかく病院に行き診断書を取っておきましょうね。場合によっては早めに警察に連絡して状況を説明しておくのがベターです。
6位 生活費を渡さない
生活費を渡さなかったら、じゃあどうやって日々の食事や生活にかかるお金を準備するのでしょう・・・。
男性で一人暮らしをしたことのない人は、生活にどれくらいお金がかかるかわかっていない場合がありますが・・・。
何にどれくらいのお金がかかるかを紙に書いて説明しないとダメかもしれません。それでも生活費を渡さず自分で使い込むような人なら、一緒にいても辛いだけですよね。
7位 浪費癖
飲み会、自分の趣味、ギャンブル・・・たしなむ程度ならいいですが、「浪費」となると結婚生活は続けられないでしょう。
8位 実家や親戚との関係
いつの世にもある嫁姑問題、そして義理の兄弟との関係など特に地方では如実に現れますよね。
とある地方出身の長男と結婚した女性は、義母の末期ガンの看病をずっとやらされたそうですよ。義母には娘が何人もいたのに、その義姉たちは「長男の嫁がやるべきだ」と言ったそうです。
自分の母親の看病をまるでせず、完全に他人任せ。
母親にしてみれば、自分の娘に看病してもらった方がいいはずですけど。
だからといって、その女性は離婚には至りませんでしたが、義姉たちとは完全に絶縁状態になったようです。
こんな時に、自分の旦那が相手の肩を持ったり、自分に対して思いやりのない言動があると、離婚を考えてしまいますよね。
9位 家庭を省みない
仕事が遅くまであり平日は起きている時間に会わないとか、子供の世話を全くやらないとか、家庭生活を送っている意味を見いだせないと思ってしまうと、離婚を考えてしまいます。
特に、共働きなのに家事育児は妻ばかり、という場合は大いにありえます。
だって、あなたの稼ぎで子供を養っていけるなら、旦那の食事を作ったり洗濯物をたたんだり、そんなことが余計な仕事に思えてきますからね。
旦那がいなくても別に困らない、そう思ったら離婚を考えるでしょう。
10位 同居を認めてくれない
妻が自分の親と同居したいと申し出ても、それを認めてくれない場合です。
旦那側からしたら、義理の親との同居なんて居心地が悪くなるでしょうから、認めたくないのもわかりますが、ではなぜ妻が同居したいと言っているかという原因について考えるべきですよね。
育児が大変で手が足りないとか、共働きで家事が回らないから実母に手伝ってもらいたいとか、そんな理由の時には、別の方法がないのか探るべき。
それに妻だって、本当に旦那との間に愛があるなら、できれば親と同居なんてしたくないもの。
同居したいと思わせた原因を解決しようとしなかった旦那に非があるんです。
こちらも読まれています→離婚を切り出す勇気を伝授ー旦那に離婚を切り出すタイミングとは?
離婚したいと思ったら考えること
離婚したいと思ったら、まずはその後生活していけるかどうかを考えておきましょう。
フルタイムで働いていて、生活に困らないだけの収入がある場合は、相手の同意さえ取れば紙一枚で離婚できます。
でも、パート勤務や専業主婦の場合は、できればフルタイムの働き口を探して生活が安定してから離婚を切り出した方が、不安にならずに済みますよね。
子供がいる場合は、親権を取れば養育費を支払ってもらうことになるのですが、その額は相手の収入によりますし、それだけで生活できるかというとそうとも言えないのです。
また、自治体からの助成金などもありますが、全く収入がないか、あってもわずかな場合にのみ補助が出るものが多く、すべてのシングルマザーに与えられるものは、わずかなんです。
やはり自分で稼いでいく、という考えを持っていることが大切。
離婚したいと思ったら、その後の衣食住に困らないようにまずは準備をすることが重要になるのです。
あなたの時間を無駄にしないために
離婚後の経済的な部分って、やはり一番の懸念材料になりますよね。
でも、もしあなたが、自分らしく生きていきたい、ストレスをためずに、笑顔で生きていきたいと思うなら、思い切って仕事を探し、自分で稼いで人生を歩いていくべきです。
毎日、「嫌だな」「こんな思いしたくない」って思いながら生活することは、自分を大切にしていないことになるのではないでしょうか。
ストレス抱えて、愛のない生活なんて、楽しくもなんともないでしょう?
あなたは最近いつ笑いました?旦那と一緒に笑い合いました?
笑顔のない家庭なんて、虚しいだけです。だったら、自分で自分の歩く道を切り開き、自分が納得して進んでいった方が、絶対に幸せ。
あなたが幸せであることが何より大切なんです。
子供がいるなら、母の幸せな笑顔が子供にとっては一番の幸せなんです。
だから、好きでもない愛があるわけでもない旦那と一緒にいるのは終わりにして、あなたの新しい人生を歩んでください。
自分の人生ですから。絶対に後悔しない人生にしましょうね。
まとめ
離婚したい理由は人それぞれだけれど、重要なことは自分らしく生きているかということ。
ストレスを抱えている時間も、嫌だなと思う時間も、自分の大事な人生の時間を浪費しているということに気づけば、自分の人生を後悔しないために行動できるはず。
あなたが笑顔で毎日過ごせること、これが一番大切なのです!
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