離婚に踏み切るきっかけをいつにするか、子供がいるあなたなら迷うところですよね。

 

子供がいると、どうしても離婚を躊躇してしまい、子供がもう少し大きくなったら、成人したら、と先延ばしにしてしまいがち。

 

でも、あなたが離婚を考えるということは、かなり夫婦関係は悪化しているということ。その状態で子供を育てていくことが本当にいいことなのか、そこはよく考えるべき部分なのではないでしょうか?

 

子供のことを考えて離婚を踏みとどまるのは、本当にそれが子供のためになること?

 

もちろん、これはケースバイケースです。家庭の事情はそれぞれ違いますからね。

 

でも結論を言うと、必ずしも両親が揃っていることが子供のためになっているとは言えない、ということ。なぜなら、両親の関係が冷え切った家庭で生活すると「自分のせいで親の仲が悪いのでは」と思ってしまうことがあるから。

 

子供のために離婚を踏みとどまるのは、むしろ子供に悪影響を及ぼす可能性もあるわけです。

 

今回は、離婚に踏み切れないのは子供がいるからと思っているあなたへ、両親と子供のことを考えるお話です。

 

子供がいて離婚に踏み切れないときに考えるべきこと

 

子供がいるから、離婚に踏み切れないと考える女性はかなり多いでしょうね。

 

子供にとって両親が揃っていることは、文句なしに絶対いいに決まっています。ただしそれは、両親の仲がいい場合のこと

 

子供のために仮面夫婦になっても、そんな雰囲気はすぐに子供にバレますし、言い争いや喧嘩が絶えない家庭だと、果たしてその環境が本当に子供にとっていいのか、考えたほうがいいですよね

 

仮面夫婦に育てられるとどんな子供になるのか、以下にまとめました。

 

① 自己肯定感が低い子供になる

両親の仲が悪いと、家庭の雰囲気は冷え切ってしまい、両親が揃って仲良く買い物に行ったり、食事に行ったりするということがなくなりますよね。

 

そうなると子供は「自分が悪い子だから」と思ってしまいがち

 

それはつまり、自分を責めることになるため自己肯定感が低い子供になる可能性があるのです。

 

② 周りを気にしすぎる子供になる

「自分がもっといい子にならないと両親はもっと仲が悪くなるかも」という不安が常にあると、親の顔色を伺うことが当たり前になります

 

それは結果的に相手を怒らせないように、行動するということになり、他人の目をやたらと気にする子供になってしまうのです。

 

③ 自分の意見を言えない子供になる

他人の目を気にする子供は、自分の意見、主張、そして感情も出さない子供になります。自分がどう思われているかが気になり、相手の望む人になろうとするのです

 

その結果、自分の考えを言うのが怖いと感じ本音で話すことができなくなるのです。

 

いかがでしたか?

さらに言うと、「結婚したら毎日喧嘩することになる」「結婚したらお互いが嫌いになる」「夫婦は楽しいものではない」という歪んだ結婚観や人生観なども植え付けられることにも。

 

子供の人格形成に大きな影響を及ぼす両親の振る舞い

 

あなたの家庭では、上に述べたようなことが起きていませんか?

 

夫婦を続けていくということが100%子供のためになるかというと、そうではないのです。

 

 

離婚に踏み切るきっかけをいつにするか

 

冷め切った夫婦が作る家庭で子供を育てることは決していいことではない、それがお分かりいただけたことでしょう。

 

子供のために離婚を踏みとどまらなくていいのです。むしろ子供のために離婚した方がいい。

 

なぜなら、母親が笑顔で明るく過ごしている方が、子供が精神的に安定するから。

 

考えればわかりますよね。離婚を考えるほど夫婦仲が悪化しているのに、子供が安心して過ごすことなんてできませんよ

 

片親になるということを心配するより、愛情いっぱいの家庭で育てることの方がずっと大事なのです。

 

では、離婚に踏み切るのをいつにするか。子供がいると、いつでもいいというわけにはいきませんよね。

 

子供にも子供のコミュニティがありますから、区切りのいいところで離婚に伴った引越しをするのがいいでしょう。

 

卒園、入学、などの節目、年度の変わり目などですね。楽しみにしている大きな行事の前などは、子供も悲しい思いをすることになるので、考えてあげるべきところ。

 

DVなど緊急性がないのであれば、引っ越し時期は親同士で相談して子供第一で決めましょう。

 

苗字が母親の旧姓になると、お友達から色々聞かれたり、いじめに合う場合もあります。環境の変化によって子供は少なからずストレス抱えるはずなので、子供の体調や話の内容など気をつけてあげたいところです

 

 

まとめ

 

子供には両親がいるべき、だから離婚に踏み切れないと思っているかもしれませんが、両親が不仲では子供に悪影響が出る可能性も。

 

離婚に踏み切る時期は、DVなどの緊急性がなければ子供の進学進級など区切りのいいときにするべき。

 

子供のためと思っていたことが、実は悪影響を及ぼすかもしれないとなれば、本当のところどうするべきなのか、考えなくてはなりませんね

 

でも言えることは1つ。

 

あなたが幸せであれば、子供も幸せであるということ。

 

あなたの笑顔が、子供にとって一番の精神安定剤であるということですよ!

 

 

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