離婚を考えているあなたなら、離婚に踏み切るきっかけは何だったか、踏み切るまでのことなど離婚を経験した人に聞いてみたいですよね。
離婚を決意したものの、踏み切るまではやはり迷いや悩みがあるもの。決意が揺らぐこともあるでしょう。
でも、このままでは自分が全然幸せじゃない、こんな人生をずっと続けたくないと決心して前だけを見て突き進んだ力強い女性たち。
そんな女性たちの体験談を3つ紹介します。
ここでの体験談は、すべて私の友人の話。法律事務所等のサイトで出てくる話とは少し違うかもしれませんが、これもまた1つのリアル。
他の女性たちの離婚を踏み切るきっかけや踏み切るまでの過程を知ることで、あなた自身が何をしていけば離婚できるか、離婚とはこういう感じなんだな、ということがわかれば、気持ちに余裕ができますよね。
今回の記事をぜひ参考にしていただき、あなたのこれからの新たな人生の幕開けに役立ててくださいね。
みんなの離婚に踏み切るきっかけは?
夫の暴力
A子さんは、20代前半に若くして結婚し子供にもすぐに恵まれました。でも、彼女の夫はDV夫なのだということが出産後にわかります。
彼女にとっては青天の霹靂。優しかった夫が豹変していく姿は、恐怖にも値しました。最初は、少し暴れたら落ち着いてくれていたし、「こんなことしてごめん」と謝ってきたりしたため、彼女も許していたのですが、そのうち暴力は4時間にも及ぶようになります。
少し大きくなった子供は、当然夫に怯えるように。
ある時、彼女も子供も泣いて怯えているのに夫の容赦ない暴力や暴言があり、彼女は離婚を決意。
外に出て働くこと、いろいろな人と付き合うことを許さなかった夫の元を去り、彼女はなんと看護師の資格を取るために猛勉強。無事に看護師になり子供と共に明るい人生を歩んでいます。
明るい人生を歩んでいる、いや、本当にめっちゃ明るい人生を歩んでいます。毎日が楽しくてしょうがないというのが彼女を見ていてよくわかるんです。
離婚して本当に良かったなって思います。
夫は悪い人ではないけれど
B子さんは、今では再婚して一児の母親。でもその彼女にはかつて借金を持つ元夫がいました。
B子さんの元夫は、人としては悪くなかったけれど、B子さんは違和感を抱えていました。というのも、こんなことがあったから。
・2人で行くはずの旅行をキャンセルして、友人男女混合グループの旅行に行ってた。
・女性と2人きりでしれっと飲みに行ってた。
・いつの間にか借金を作っていた。
など、え??って思うことがあったようなのです。決して暴力とか浮気とかモラハラとか、そういうことではなかったけれど、B子さんは「この人の子供は欲しくない」と感じたとか。
でも彼女は子供は欲しいと思っていたので離婚を決意。自立するために海外のホテル受付のインターンに半年間参加するという行動に出ます。
彼女は英語を使う仕事で稼ごうと思ったのだそう。
半年間、ほとんど元夫と連絡を取ることもなかったので、帰国後はお互いに気持ちも離れていることを確認。彼女から離婚を切り出し、元夫も承諾。
彼女曰く「私の夫の第一条件は、ちゃんと稼ぐこと。元夫はそれができなかったし当然お金を貯めるということができなかった。今の夫は仕事が忙しくてワンオペ育児状態だけど、ちゃんとお金を稼いでくるから問題なし!」
彼女にとっての夫の条件が今は満たされているからOK!と彼女は言うけれど、でも私が感じるのは、やはりそこに愛情とか思いやりとかがしっかりお互いにあるからなんだと思います。
女性といつの間にか飲みに行ってることや旅行キャンセル事件も、お金を稼いてくる以前に元夫に彼女に対する愛情や思いやりが欠けているということ。
私は、そこに根本的な原因もあったのではと思います。
ともあれ、彼女も今はとっても幸せそう。彼女からは女神のようなオーラも感じるくらい素敵な女性です。
子供の一言で
C子さんは、離婚を決意して今準備中。まだ離婚はしていません。
彼女が離婚を決めた理由はいろいろありました。
・共働きで忙しいのに、夫の家事はいつもやり方が雑で、結果的に彼女の仕事を増やしている。
・転職して、朝早く家を出るようになった夫はますます家事をしなくなり、彼女の負担倍増。
・子供の面倒は見るけれど、放任で自分はスマホばかりというパターン。
他にも細かいことはたくさんあったようだけど、どれを取っても第三者が「離婚しなよ」と言うようなものではないのが彼女の悩み。
自分はもう夫とはやり直せない、気持ちも戻らないと思っているけれど、たとえば結婚生活が長い女性からしてみれば「そんなのウチだって日常茶飯事よ」と言われるようなものばかりだと言うのです。
そうはいっても、彼女にとっては夫と同じ家に住んでいることも苦痛なくらい嫌になっているわけで。
そんな中、彼女が離婚しようと思った決定的なこと。
それは彼女が男性の友達と子供と3人で食事をしていた時に起こります。
海外で仕事をするその男性は独身。帰国すると彼女の子供をバーベキューに連れて行ったりホタルを見に連れて行ったりと、可愛がってくれていました。
「おじちゃんはお仕事で外国に行っている時があるけど、ときどき外国に行ってもいいから一緒にいて」
彼女の子供はそう言ったのです。
これには彼女は衝撃を受けます。毎日家にいる夫(子供の父親)よりたまにしか会わない友人にパパになってほしいと言わせてしまった自分たち夫婦って何なのだろうと。
彼女は夫が嫌いです。生理的にも受け付けないと言っています。だから、ほとんど会話もないし口を開けばお互いができてないことを言い合い、激しく口論することも。
そんな様子を見ている子供にとっては、穏やかにそしてにこやかに話す母親と知人男性が理想のパパとママに見えたのかもしれません。
C子さんは、子供の小学校入学に合わせて離婚後の引っ越し先を検討中とのこと。離婚の切り出しはまだですが、着々と準備を進めています。
まとめ
いかがでしたか?
A子さんの場合は、一刻も早くDV夫から逃げなくてはいけないケースですが、B子さんやC子さんのケースは、仮に自分がその立場であったとして、離婚を本当にするかというと、必ずしもそうではないかもしれませんよね。
でも、3人とも自分や子供の幸せを実現させるために、力強く新たな道を切り開いています。
離婚に踏み切るって本当に大変だし勇気のいること。ただただ、その先にある幸せだけを信じて突きすすむしかありません。
そう、あなたが考えを変え、行動を変えなければ、何も変わらないのです。
たった一度しかない自分の人生、最高に楽しかったなって思って終わりたいじゃないですか。
この女性たちのように自ら自分の道を切り開いていきましょう。行動あるのみ!です!
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