離婚に踏み切るきっかけになったものは何か?
離婚するべきか踏みとどまるべきか悩んでいる場合、他の人はどのような理由で離婚したのかが気になりますよね。
というのも、長年連れ添っているご夫婦にお話を伺うと「もう私、達観しているから」「そんなことくらい日常茶飯事だったわよ」「結婚生活は我慢と忍耐よ」なんて言われることがあり、自分の我慢が足りないのか、こんなことで離婚してはいけないのか、と思ってしまうんです。
でも、結論から言うと、離婚したいと思うならするべき。なぜなら、あなたの我慢やストレスを誰も代わってくれないから。
あなたの代わりに誰かが我慢やストレスを請け負ってくれるならいいでしょうが、そんなこと誰もできません。あなたが感じたように他の人が感じてくれることもありません。
あなたが結婚生活や夫に対して我慢したりストレスを感じているのなら、そして離婚することであなたが幸せになるのなら、絶対に離婚した方がいいのです。
今回は、離婚に踏み切るきっかけや理由にはどんなものがあるのかをまとめてみました。
離婚に踏み切るきっかけは妻からが多い!
離婚の申し立ては、実は妻からの方が圧倒的に多いということを知ってました?
平成25年度のデータによると、夫側からの離婚の申し立て件数は18,345件ですが、妻側からは48,479件ということで2倍以上となっているんです。
これは、「妻が離婚を望んでいても夫はそれを望んでいない」ケースが多いことを意味しているので、妻側が離婚したい場合は相応の準備や戦略が必要になるということ。
というのも、相手が離婚に合意してくれないと離婚は成立しないからですね。
女性側は、専業主婦やパート勤務、派遣社員などの割合が圧倒的に多く、経済力の部分で弱い立場にあります。
そのために離婚に踏み切れないケースも多いため、その経済力の問題をきちんとクリアにしてから離婚へつなげるという流れがいいですよね。
今や、年間20万組以上が離婚する時代。これは結婚した3組に1組が離婚するという割合なんです。
ですから、一昔前のように離婚することが「人格的に欠陥がある人」などの見方も薄れつつあるので、離婚することに躊躇しないこと。
それより、あなたが幸せだと感じ、毎日笑顔で過ごすことの方がずっと大事なことだから。
あなたから離婚を切り出しても恥ずべきことでもなんでもないのです。日本全国、離婚を切り出して自分の人生を歩んでいる女性がたくさんいるのですから。
でも、上で述べたように離婚に向けての準備をしっかりしてからにしましょうね。
離婚はいつでもできます。だからこそ準備を入念に。DVなどでなければ焦る必要はありません。
離婚に踏み切る理由とは?
離婚に踏み切る理由で最も多いのは、性格の不一致。
やはり日々の生活の中で不満って少なからず出てくるもの。だって、まったく違う家庭で育った2人が一緒に生活するって大変ですよね。
私の同僚には、「トイレのフタを必ず閉めてと何回言ってもダメだったから」という理由の人がいました。
もちろん、きっとそれだけではないんでしょうけど。
それくらい小さいことがどんどん積み重なって「決断」にいたる、ということですよね。
性格の不一致での離婚申し立て件数は21,552件と、女性からの離婚申し立て件数の半数を占めていて、この中には相手家族との不仲やモラハラも含まれていることがありますので、切実な問題でもあるのです。
その他の理由としては、DV、異性関係、セックスレス、過剰な飲酒なども離婚原因として多く見られます。
あなたが夫に対してストレスを感じている部分は何ですか?
どんなに小さいことでも、我慢を重ねたり嫌な思いをしたりするのであれば、協議離婚で終わらせれば離婚の理由になります。
もちろん、完璧な人なんていないのですから、あなたが夫に与えているストレスもあるかもしれません。
でも一緒に生活することが苦痛であったり、自分らしく生きていないと感じるのであれば、きっぱり離婚するべき。
決して、「人格の欠陥」じゃないんですから。性格が合わなかっただけ。
たった一度きりの人生です。夫から解放されて自分で自分の道を歩いていくこと。突き進んでいくこと。
あなたならきっとできます。決意した時が準備の始め時。さあ、これからですよ!
まとめ
離婚に踏み切るきっかけは妻からの方が圧倒的に多く、またその理由は性格の不一致が半分近くを占めています。
だから、あなたが夫にストレスを感じているのなら、それは決して我慢が足りないのではなく性格が合わなかっただけ。
そしてそんな人はたくさんいるのです。あなただけではないんですよ。
さあ、離婚に向けての準備をしっかりして、自分らしくいられる自分の道を歩きましょう。
あなたが幸せであることが何よりも大切なことなのですよ!
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