離婚の切り出し方というのは一番勇気のいるところですよね。
離婚を決めたもののどうやって話し始めればいいのかと不安がかなりあるでしょう。
結論から言って、離婚の切り出し方は、自分の準備が終わってさえいればあとは自分の都合です。
なぜなら、相手の出方を見ていてはいつまでたっても離婚を言い出せないから。
相手から「離婚の話をする?」なんて言ってくることなんてないですよね?だったら、自分から機会を作って言うしかない。
肝心なのは、その機会までにきちんと準備をしておくということ。準備なくして離婚なし。
準備が全てと言っても過言ではないのです。
ということで、この記事では、子供がいるあなたが離婚を切り出す前にやっておくべきことについてまとめました。
離婚を切り出す前にやっておくこと
冒頭でもお伝えしたように、離婚はとにかく準備が肝心。
子供がいる場合は、子供がいない夫婦に比べてやっておかなくてはならないことも増えますが、子供と一緒に幸せになるためだと思ってここは踏ん張りどころ。頑張りましょう。
準備しておかなくてはならないことを以下にまとめました。
- 安定した収入が得られる仕事に就いておく
- 引越し資金を貯めておく
- 離婚後に住む場所を探しておき、物件等を見て家賃などを調べておく
- 子供の預け場所、保育園、学校についての手続きの仕方を調べておく
- 離婚後にもらえる助成金や母子家庭控除について調べておく
離婚後は、あなたも長時間働くことが予想されます。その時に子供がなるべく大きなストレスにならないよう、親身になって預かってくれる人が見つかると良いですよね。
自治体では、ファミリーサポートやシルバー人材センターなどで子育て支援をしていて、保育園の送り迎えなどをしてくれるので、活用できないか市役所で聞いてみると良いでしょう。
また、あなたがパートタイム勤務や専業主婦の場合は、安定した収入が得られるような職につくというところが最も高いハードルになりますよね。
でも、子供と生きていくことを選択したのなら避けては通れないところ。
マザーズハローワークに行くと、小さい子供がいる場合でも働ける職場を探してくれます。まずは相談に行ってみてはどうでしょうか。
この準備段階で、相手に非がある場合(不倫、DV、モラハラなど)は証拠を押さえておくことも重要。なぜなら、離婚を切り出した後は相手も慎重に行動するため、証拠が出にくいのです。
そして慰謝料や養育費の希望額、財産分与で持っていきたい家具や家電などもリストアップしておきましょう。
穏やかに離婚の話が進めばいいですが、突然に家を出なくてはならないような事態になるとも限りません。
最低限の荷物はまとめておくと安心ですね。
また、離婚理由も紙に書き出しておきましょう。相手に非がない場合は、相手にとっても離婚は不本意なはず。離婚理由は、原因から順序立てて書いておきましょう。
「生理的に受け付けなくなった」では決して納得しないので、納得するような理由を探すこと。
というわけで、子供がいるかどうかは関係なく、離婚には以下の準備も必要です。
- 不倫、DV、モラハラなどがある場合はその証拠を押さえる
- 慰謝料、財産分与、養育費(子ありの場合)の希望額などを書き出す
- 最低限の荷物はまとめておく
離婚の切り出し方とは?子あり夫婦の場合
離婚を切り出すのは、上で述べた準備が全て完了してからです。そして、冒頭で述べたように、相手の様子をうかがっているばかりでは、いつまでたっても離婚できません。
こちらから話す機会を作るのです。
まず、場所はカフェやファミレスなど人目のあるところで。これは冷静に話をするため。
そして時間は、午前中の頭がすっきりしている時に。
もちろん、子供は実家や友人に預かってもらいましょう。
話し合いでは、「離婚したい」ではなく「離婚します」と言ってください。
もうあなたの中では、離婚することが決まっているのですから希望を述べるのではないはず。
そして、まとめておいた理由を言う必要があります。その時に決して相手の悪口を言わないこと。悪口を言われると感情的になり話し合いが進まなくなりますから。
「あなたが〇〇するのがどうしても私は受け入れられなかった」というような、あなたを主語にして話すと角が取れて受け入れてくれやすい言い方です。
「あなたが〇〇してくれなかった」という言い方だと、「じゃあそっちはどうなんだ」と売り言葉に買い言葉になってしまうんですね。
お互いに感情的になってしまっては、今後相手が話し合いに向き合わないということにもなりかねませんから、あなたは絶対に冷静に、そして淡々を話してください。
もし相手が感情的になりすぎて、話し合いにならないようであれば、日を改めるしかありません。でもあまりにも話し合いすらする気がないような状態なら、離婚調停に持ち込むということを告げてもいいでしょう。
離婚調停になると、平日に家庭裁判所に行かなくてはなりません。それは働く男性にとっては大きなデメリット。
また、話し合いにならなければ別居も考えていると話し、婚姻費用の分担請求をすることも同時に言うことで、離婚が成立するまでの別居期間中は、生活費を払い続けなくてはならないことも伝えましょう。
別居にならない、調停に持ち込まない方が、経済的にも時間的にも良い選択であることを言うのです。
まとめ
離婚は準備が肝心。子供がいる場合は、子供が親の離婚でストレスを抱えないようにすることが大切。
あなたと子供が幸せになるために、まずは準備をしっかりして、そのあとは感情的にならず冷静に話をしていきましょう。
あなたの一度きりの人生、子供と毎日笑顔で過ごしていけるように、今少しだけ頑張りましょうね!
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