夫への愛情が冷めたとき、あなたは離婚を決断しますか?
確かにお互い好きで結婚したはずなのに、長く生活を共にすると細かい感覚の違い、好き嫌い、そして自分にとって嫌なところがたくさん見えてきてますよね。特に、人生の一大イベントである、「妊娠した」「子育て始まった」での夫の意外な一面、見たくなかった部分があらわになることも。
好きという感情がまだまだ大きい段階で結婚した場合は、少し見えかかっている嫌な面ですら不思議なことに魅力的に思えたり、なんてこともないだろうなんて思ってしまうものです。そして、悲しいかな嫌な面がわかったときにはすでにもう受け入れざるを得ない状況になっていることが。
この記事を読んでいるあなたは、きっと夫に愛想を尽かし離婚しようかなと考えていることでしょう。
そしておそらく、愛情が戻ることはないと思っていますよね?
これまで、夫婦を続けるためにいろいろやってみたけどダメだった、気持ちはもうない・・・。
であれば、すっぱり離婚して新しい人生をスタートさせましょう。
いろいろ悩むより、行動するのみ。
今回は、夫への愛情が冷めたときに離婚する方法をお伝えします。
夫への愛情が冷めた瞬間とは
夫への愛情が冷めた瞬間って、あなたは覚えていますか?
一生恨んでやる!と思った瞬間が何度となくあったあなた、そして事細かにそれを覚えているあなたはもうすでに危険信号を発していますね。
よく主婦の間でも話題になるのが、自分(妻)が風邪をひいたときの夫の対応です。
- 私は熱があってつらいと言っているのに、飲み会の会場まで送れと車の運転をさせられた
- 風邪をひいて寝ているのに「俺のメシは?」と聞いてきた
- 風邪をひいてご飯を作れないので外で食べてきてと言うと、本当に外で食べてきて、自分のために何か買ってくるという気遣いはゼロ
筆者の場合、風邪をひいたときに夫に外で何か食べるものを買ってきてと頼んだら、帰ってくるなり「このコロッケ、西友(スーパー)で60円。安くね?」と嬉しそうに話してきて、風邪ひいているのに揚げ物?と呆れ果てた覚えがあります。ええ、もちろん一生忘れません。
こんな些細なことが離婚の原因?と思うかもしれませんが、こういうことの積み重ねですよね。要は思いやりがあるかないか。相手の立場に立っての言葉であり行動であるか。ここなんです。
もちろん、離婚理由に直結するものは他にもあります。
義親族(姑)との関係、夫の浮気、DV、モラハラ、金銭問題、性の不一致など。
これらが元々の原因で、夫への愛情がなくなった可能性もあります。離婚したい原因を考えるとき、愛情がなくなったのはなぜか、という根本のところが後々必要になるかもしれませんから、夫へ離婚を切り出す前に深掘りして考えておくと良いですよ。
好きじゃなくなったからという理由で離婚できる?
では、好きじゃなくなった、愛情が冷めたという理由で離婚できるのでしょうか?
離婚は2人が合意すれば成り立つので、2人の話し合いである「協議離婚」で決めれば離婚できます。
ということで、離婚を本気で考えるなら、絶対に協議離婚で決着をつけましょう。
なぜなら、好きじゃなくなったという理由では離婚調停や裁判で離婚できる可能性が低いから。
離婚調停では、もし夫が離婚したくないと思っている場合は意見が正反対ですから、調停員がどこかに妥協点を見出しお互いが譲歩しあいましょう、というスタンスをとります。そうなるとこちらの希望である「離婚」にならないかもしれないのです。
また、離婚調停でも納得がいかなければ裁判へと進むことになりますが、裁判では離婚したい理由が法定事由に当てはまるかどうかをみられます。浮気、DV、モラハラなど、明らかに結婚生活が破綻しているというものがあれば裁判でも争えますが、好きじゃなくなったという理由だけでは、弱いのは明らか。
ただ、上でも述べましたが、好きじゃなくなった根本的な原因をよくよく考えると、法定事由の中に原因があるかもしれません。モラハラ発言があったとか、浮気されたとか。そこから愛情がなくなったのであれば、法定事由に当てはまるのです。
そこは事前によく調べておく必要あり。
しかし、裁判に発展したからと、突然法定事由を出してくるのは、裁判官の心証を悪くする可能性があるので、協議離婚の時から、夫には法定事由のこれが原因なのだということを一貫して言うようにしましょう。
そうすれば、協議離婚→離婚調停→裁判となったとしても、こちらの主張する離婚したい原因に一貫性があり、あなたの言い分は信頼されるはずです。
あなたの人生のために
子供がいるから離婚できない、という人は非常に多いです。確かに、子供の学校や習い事、友達関係、そしてママ友との関係など、離婚してしまうと変わることもたくさんあり、今すぐに離婚できるかというとなかなか簡単ではないでしょう。
しかし、子供は敏感に夫婦仲を察知していて、子供なりに気を使っているし、両親が口もきかないとかケンカばかりしているとか、そういう状態に少なからずストレスを感じているもの。
子供のために離婚しないという理由は、単に親側の離婚する勇気がないことの責任転嫁です。
母親であるあなたが、明るく元気で、いつも笑顔でいる方が子供は絶対健やかに育つはず。
何よりもあなたが幸せであること、それが子供の幸せでもあるのです。
まとめ
夫への愛情が冷め離婚したいと思ったら、「協議離婚」で決めること。でも、離婚調停や裁判になることも見越して、離婚の法定事由に当てはまる原因を見つけておくこと。
子供がいるから離婚できないというのは、親に勇気がないだけ。子供が健やかに育つためには親であるあなたが明るく元気でいること。
あなたの笑顔が子供の笑顔を引き出します!
この記事があなたのお役に立てましたら、ブログランキングへの応援よろしくおねがいします❤️