離婚したいのにしたくないと言う夫。
結婚前にはわからなかった性格、子供の出産後に豹変した態度、若い頃には想像もしなかった経年劣化・・・。
様々な理由があることでしょう。
離婚したいとあなたが思ったということは、もう愛情が無くなったわけですから、あなたの今後の幸せな人生のために、スパッと離婚したいですよね。
不安なことがあっても、躊躇していてはいつまでたっても今のまま。
離婚への流れを把握して、調べないといけないことは調べて、考えるべきことは考えて、取れるお金は全部ぶん取って、明るく楽しい次の人生のために行動を起こしましょう。
今回は、妻が離婚したくなる理由と協議離婚に向けた準備をお伝えします。
離婚したい妻がしたくない夫と離婚したくなる理由
妻が離婚したくなる理由は次のようなものが考えられます。
① 不倫された
② (妻に)好きな人ができた
③ ギャンブル、風俗をやめない
④ 金銭感覚の違い
⑤ 思いやりが感じられない
⑥ モラハラ
⑦ 生理的に受け付けなくなった
⑧ セックスレスなど性の不一致
⑨ 親族に対する考え方(マザコンも含む)
あなたの場合は、どれに当てはまるでしょうか?このうち、②と⑦は妻であるあなたに原因があるように思うかもしれません。でも、そうなってしまった根底には夫の言動に何か問題があったからでは?
あなたにとって夫が最も愛する人であるなら、あなたに好きな人はできないし、生理的に受け付けなくなったということにもならないですよね。
結局は、夫に原因があると言うこと。
だから、申し訳ないとか後ろめたいとか、そんな気持ちになる必要なんて全くなし。
我慢して一緒に生活していると、ストレスが原因で病気になりますよ。
離婚するなら協議離婚
離婚方法には、「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」の3つがありますが、最短で離婚するなら協議離婚ですべての決着をつけるようにすること。
まずは夫と離婚について話し合わなければなりません。しかし、離婚をしたいことを伝えてもなかなか離婚に応じない場合、まずは離婚したくない理由を聞いてみてください。そして、その理由が通用しないことを分からせれば良いのです。
理由に対して論理的な回答を準備しておくことが大切。
理由1 子供と会えなくなる
→ 面会交流を約束、月に1回は必ず会えるようにする。
理由2 子供のために良くない
→ 言い争いばかりしている親を見ている方が、顔色を伺う大人になるので良くない。
理由3 モラハラ発言はもうしない
→ 何度も嫌だと言ってきたけどおさまらないので、これからは言わないと今更言っても信用できない。
理由4 浮気しているんじゃないか
→ 疑われて生活していく方の気持ちがわかるのか。
理由5 実母は大切だし、それは誰でも同じこと
→ 大切の意味が違う。言いなりになることが大切にしていることではない。
理由6 これからは家事を手伝う
→ 今までも同じことを言って、何もしないの繰り返し。そもそも「手伝う」という言葉を使っている時点で、家族として当たり前にやるべきことという感覚がない。
こんな風に回答を考えてみてください。
男性は、感覚的な言葉では理解しないので、感情的にならずあくまで論理的に説明することが重要。論破できるように、夫側の考えられる理由に対して回答を複数準備をしておくと良いでしょう。
協議離婚で離婚できない場合は、調停や裁判と進むことになりますが、この場合は離婚事由に当てはまっていることが前提。「生理的に受け付けない」など理由としては認められないものも出てきます。また、時間もお金もかかります。
だから、離婚協議書にまとめて離婚するのが、圧倒的にスピードも速いし楽なのです。
なにより、取り決めの内容もあなたが主導権を握ればいくらでも有利な条件を設定できるので、ここで面倒だと引いては絶対にダメ。
慰謝料、養育費などお金の問題、子供の面会交流など決めるべきことがいろいろあります。自分の希望を押し通していくためにもここは踏ん張りどころなのです。
次の人生へ
離婚したいと思ってしまったのなら、もうその気持ちが戻ることってないですよね。何かのきっかけでまたラブラブになれます?なれるなら、もうとっくになってますよね。
離婚したい、離れたい、一緒にいたくないと悶々と毎日過ごしていたら、ストレスで病気になります。そしてそれは子供も同じ。もし子供のために離婚できないと少しでも思っているなら、それは間違い。
言い争いの絶えない家庭にいて、子どもが健全に育つと思います?
親の顔色を伺い「いい子」を演じてしまうような子供になるかもしれません。そうなると、少し大きくなって登校拒否や引きこもりなどとして、幼いころの傷がが出てくる可能性もあるんですよ。
親が幸せでないと、子供も幸せになれません。
まずはあなたが幸せになることが何より大切。
まとめ
離婚したいのに、離婚したくないという夫と別れる方法。それは、論理的に攻めるということ。夫が並べる「離婚しない方がいい理由」をことごとく論破してください。そのための準備を怠らないことですね。
協議離婚であれば、離婚事由でなくても、合意が得られれば離婚できるのです。調停や裁判になる前に終わらせましょう。
そして、まずはあなたが幸せになること。そして心から明るく元気に過ごせば、子供だって幸せになれますよ。
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