旦那と離婚したい、その理由は自分に好きな人ができたから。
どんなにラブラブで結婚しても、時間の経過とともに相手への愛情が薄らいでいくというのは、日々の忙しい生活を回していく上で、ある程度起こることなのかもしれません。いつも100%の状態でデートしているわけにもいかないし、生活を共にすると、あんなことやこんなこと、結婚前にはわからなかった相手のアラが見えてきますよね。
また、結婚後に運命のパートナーに出会う確率だって0じゃないですし。
離婚の理由が、「好きな人ができた」という場合、その慰謝料はどれくらいになるのでしょうか。
この理由では、ちょっと大変な額になりそうな気配。
でも、離婚後の生活を考えると、できれば慰謝料は払わずに済ませたいですよね。
今回は、離婚理由が「好きな人ができた」であるとき、慰謝料はどれくらい必要なのか、そして払わずに離婚する方法についてもお伝えします。
目次
好きな人ができたから離婚したいと言う?言わない?
旦那が全てを知っている場合
あなたに好きな人ができて、あなたが離婚を望んでいるということを相手が知っている場合は、慰謝料を請求してくる可能性が当然出てきます。
でも、それ以前に、離婚を認めないということも。何しろ自分ではない他の誰かの影がちらついているわけです。嫉妬や妬みで、絶対離婚しない、というかもしれませんね。
ということで、相手が離婚に合意しないという場合は、別居をすること。
多くの離婚経験者は、別居後離婚に至るまでの期間は1年未満。その割合は82.5%にもなるんですね。別居をすると、お互いに冷静になれるため、離婚までの道のりが早くなるようです。
このように相手が離婚したくないと主張している場合は、別居に向けた準備を進めておくべきです。
好きな人がいると旦那が知らないなら
好きな人ができた。
あなたがその本当の理由を、相手に言っていないなら、このまま絶対に言わないこと。絶対に悟られないこと。そして絶対に証拠をつかませないこと。
なにも、離婚理由を「自分に好きな人ができたから」にする必要は全くないんです。こういう時は「性格の不一致」を使うこと。
これは立派な離婚理由なんです。ですから、どこが不一致なのかをまずは洗い出していく必要がありますね。
実際には、「性格の不一致」だけで離婚するのではなく、それに加えて配偶者の浮気や金銭問題、DV、モラハラなど、いくつかの要因が重なって離婚に至る場合が多いようですが。
でも、そもそもあなたに好きな人ができたのは、旦那に対して愛情が無くなったからではないですか?旦那に対して愛情があるなら、好きな人ができて離婚まで考えることなんてないですよね。
愛情が無くなった原因は何?
最初は、小さな行き違いやたった1回の傷ついた言葉だったかもしれませんが、そういうことの積み重ねがだんだんと大きくなっていくものです。
それこそが、「性格の不一致」
ですから、性格が合わない点はすぐに見つかると思います。
離婚の合意を得るには相手が納得する必要があるので、どのようなところが合わなかったのか、相手が納得できるよう順序立てて説明できるようにしておきましょう。
ここは感情的にならないことが大切。
話し合いが決裂しないように、冷静に話を進めてくださいね。
慰謝料の額
旦那が全てを知っている場合
慰謝料とは、浮気していた本人とその浮気相手から受けた精神的な苦痛に対して支払われるお金です。上でお伝えしたように、旦那があなたに好きな人がいると知っている場合は、慰謝料を請求してくるかもしれません。
浮気が原因で離婚に至った場合、その額の相場は200万円~300万円。
ただ、慰謝料の金額に明確な基準があるわけではなく、それぞれの経済的状況などを考慮して決められるようです。また、この額は裁判になった際の相場なので、話し合いで離婚に合意した場合は、この通りになるとは限りません。
旦那が知らない場合
旦那があなたの今の状況を知らない上で、「性格の不一致」で離婚したいとこちらから離婚を申し出る場合は、慰謝料として支払う必要はまったくありません。ただ、この場合、旦那が何か悪いことをしたわけではないので逆に慰謝料をもらえるかというと、それも難しいわけです。
ただ、話し合いで離婚する場合は、お互いが合意をしたら金銭の支払いを決めることは自由にできるため、旦那が「お金を支払ってもいい」と言った場合は支払ってもらえます。
でも、相手が離婚に合意しない場合は、離婚を了承してもらう代わりにお金を支払う、ということもあるんです。どうしても離婚したいのでこちらからお金を払って解決させる、ということですね。
このように、離婚問題を解決させるためのお金のことを「解決金」といいますが、この解決金は、話し合いで決まるため、ケースバイケースになります。
まとめ
いかがでしたか?
① 旦那があなたに好きな人がいることを知っている場合は、裁判で高額な慰謝料を支払うことになる前に、話し合いで解決させること。
② 旦那は知らないけど、好きな人ができて離婚したい場合は、旦那に絶対に知られないということ。そして、「性格の不一致」に至った要因を挙げて、話し合いで離婚合意を勝ち取ること。
いずれの場合も、調停や裁判になる前に話し合いで解決させるというのが鉄則ですよ。
離婚まではかなりのエネルギーを使うもの。冷静に話し合い、早期に解決させること。
そして次のあなたの新たな人生へ進んでいきましょう!
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